技術士第二次試験 合格体験記
設計部 藤原
令和4年度に建設部門で技術士試験に合格することができました。
会社をはじめ、様々な方々のご支援をいただいたお陰だと思っています。まずはお世話になりました皆様へ改めて感謝を申し上げます。
私は平成21年度から受験を始めて13回目でやっと合格することができました。長い時間をかけてしまったなと思います。なかなか合格することができず苦しい時期もありましたが、あきらめずに挑戦をし続ければ合格できるということを今受験で苦労されている方にお伝えしたいです。
さて、合格体験記ということですので、やっと合格できた理由として自分なりに思ったことを書かせていただきます。
1.普段の仕事を受験勉強に結び付けた
日々の業務を行うなかで専門知識を蓄えるように意識していました。専門知識が身につくだけでなく、業務の成果にも良い影響がありましたので良かったと思います。
2.国の施策に注目し続ける
建設一般の問題は国の施策が主でしたので、普段の業務から知識を仕入れるのはなかなか難しい状況でした。そこで、国土交通白書を読んだり、国土交通省のHPを定期的に閲覧したりして知識を仕入れるようにしていました。
3.受験対策講座を受講する
試験の解答はすべて論文なのですが、論文がうまく書けているのかを自分で判断するのは無理だと思いました。その対策として、私の場合は添削指導講座を受講しました。試験の制度は年々変わっていきますので、試験制度の変化に対応している講座を受講することが重要だと思います。
私は合格までにかなり長くかかってしまいましたので、合格が決まったときには喜びよりも安堵の方が大きかったです。肩の荷が下りた気持ちで心底ホッとしたのを覚えています。
最後に、なかなか合格しない私にやきもきしながらも、暖かいご支援を続けて下さった皆様に再度感謝を申し上げます。
おまけ
口頭試験の帰りに念願だった日本橋の国道1号起点を見てきたときの写真です。
エッセイ