租税教室に参加して
2026-08-17
カテゴリ:会社情報
公益社団法人出雲法人会という団体があり、私は以前から、その中の女性部会に半ば自動的な形で入会していました。出雲法人会は、各商工会議所や商工会とのつながりが深く、その関係もあってイズテックの会長である私の主人が出雲法人会会長を務めております。そのため、私は当初「名ばかり会員」のつもりでいましたし、実際そうでした。ところがひょんなことから、次の部会長を引き受ける方が誰もいないという状況になり、引き受けざるを得なくなってしまいました。そうして昨年度より、法人会女性部会長を拝命しています。法人会は、単位法人会(単位会)、県連合会(県連)、全国法人会総連合(全法連)の重層構造により活動しており、主な活動には「税制提言」「租税教室」「税に関する絵はがきコンクール」「税の普及・啓蒙活動」「税務研修会」「機関誌発行」などがあります。
「租税教室」は、法人会役員が小中学校を訪問し、税が社会で果たす役割やその重要性を子どもたちに伝える活動です。去年はどうにか参加をお断りしたのですが、2年続けて女性部会から誰も参加しないのは県連へ報告する手前あまりよろしくありません。「どなたか参加してください」との再三の申し入れがあり、その「どなたか」ということは否応なく「私」ということになってしまいました。そして6月12日、平田の朝陽小学校へ「花馬饅頭」で有名な井山屋製菓さんの坂根さんと一緒に行ってまいりました。事前に研修があり「租税教室小学校用講師マニュアル」が用意されています。当日はパソコンからパワーポイントのスライドを映し出して授業を進めました。最初に自己紹介をするのですが、弊社のイズテックをホームページの写真等を交えて紹介したところ、子どもたちの反応は、いまひとつ…。しかし、井山屋さんの自己紹介で美味しそうなシュークリームが画面に映し出された瞬間、子どもたちは大盛り上がり!「食べた~い!」と大きな声が上がっていました。
「みなさんが負担している税金はなぜ必要なのでしょうか」「主な税金を見てみましょう」「税金の種類はどれくらいあると思いますか」「みなさんは学校で勉強していますが1年間に一人当たりどれくらいお金(税金)が使われていると思いますか」授業では、大人でもどう答えようかと悩むような問いかけをしながら進めていきます。ですが、子どもたちを飽きさせないための「楽しい脱線」もちゃんと準備してあります。なんと、1万円札がぎっしり入ったアタッシュケースを持参しているのです。「さて、いくら入っているでしょうか」「重さは」と問いかけながらケースを開け、中の札束(レプリカ)を見せます。中身はなんと1億円!重さは10kgあります。アタッシュケース自体の重さ2kgと合わせると合計12kgにもなります。子どもたちに順番に持ち上げてもらうと「重たい!」「本当に1億円!」と大興奮でした。
その後は「税金の使い道について考えます」ということで、タブレットを使って回答してもらいました。「提示された6つの要望のうち、予算に限りがある中でどれを優先して叶えてほしいか」を考えてもらうワークです。児童がタブレットでQRコードを読み取って回答すると、Googleフォームで集計結果がリアルタイムにスクリーンに映し出されます。回答件数や回答者の名前、グラフによる割合や評価の分布などが瞬時に表示され、みんなで共有することができました。
今回、小学校を訪問し、時代の変化を肌で感じました。2階に上がる際にはエレベーターを利用し、教室にはエアコンが完備されています。1人1台のタブレットを使って授業を受ける姿は、今では当たり前の光景なのかもしれませんが、新鮮な驚きでした。私たちイズテックは、税金によって支えられている公共事業に携わっています。子どもたちと一緒に税金について学ぶことで、私自身も税金の役割や税金の使い道について、改めて考える貴重な機会となりました。これからも社会を支える仕事に携わっていることへの責任と誇りを持ち、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
T・K
