見えない地下構造物の損傷と道路陥没リスク -現地調査事例より-
2026-02-27
カテゴリ:事業内容
近年、下水道管やボックスカルバートなどの地下構造物の老朽化・損傷を原因とする道路陥没が全国各地で相次いで発生しています。中でも、八潮市で発生した下水道管の損傷に起因するトラック転落事故は、記憶に新しい出来事ではないでしょうか。
こうした大規模事故が報道される一方で、日常業務の現地調査においても、定期点検の対象となっていない小規模な地下構造物に著しい損傷が確認されるケースがあります。
下の写真は、某路線の道路横断施設において確認された損傷事例です。床版の損傷が進行しており、盛土材の流出による空洞化、さらには道路陥没へとつながる恐れがある状態でした。
本件については、速やかに管理者へ報告し、早期の詳細調査および措置の検討を提案しました。以下は3D計測による詳細調査成果です。
定期点検の対象となっていない小規模構造物であっても、現地条件や損傷の進行状況によっては重大事故につながる可能性があります。私たちは、目に見えない地下構造物こそ地域の安全を支える重要なインフラであると認識し、日々の調査・点検に真摯に向き合っています。
地域の安全安心を守る責任の重さを意識し、今後も確実な調査・的確な提案を行っていきます。
H・Y


