出雲大社は、古くから神々の国として知られ、日本神話にも数々の物語が残る聖地です。一般的には出雲(いずも)大社(たいしゃ)と呼ばれていますが、正式な呼び方は出雲(いずも)大社(おおやしろ)と呼びます。縁結びの神様として「大国主(おおくにぬしの)命(みこと)」が祀られているのも有名です。大国主命は日本の国造りの礎を築いた国津神の大元ともいえる主宰神です。神界と人間界を結んだ神様として人と人を繋ぐ力が非常に強く、男女の出会いや人間関係を繋ぐご利益があります。素鵞社(そがのやしろ)素戔嗚(すさのおうの)尊(みこと)が祀られている隠れパワースポットです敷地内の砂は持ち帰ることでき、家に置いておくことで災害から守ってくれますただし、マナーがあり稲作の浜の砂と交換することをオススメします御本殿「大社造」と呼ばれる日本最古の建築様式」。この御本殿の中に大国主命が祀られています。ちなみに、中の御神座は西を向いています。これは西に位置する稲佐の浜から神々を迎えるために西向きになっているとか…神楽(かぐら)殿(でん)日本一の注連縄で有名 本来注連縄は神様に向かって右始まり左終わりが有名ですが、出雲大社の注連縄は左始まり右終わりになっています…十九社(じゅうくしゃ)全国の神様達が神在月に寝泊りする社神馬(しんめ)・神(しん)牛像(ぎゅうぞう)神馬は「子宝・安産」。鼻の辺りを撫でること。神牛は「学力向上」。頭を撫でることムスビの御神像日本神話の一説を再現したぞうです。大国主神が日本の神様となる前の修業時代に、日本海の荒波から現れた”魂”と出会った時を再現している。大国主神も最初から神様だった訳ではなく、修行を経た上で神様になったという勢溜(せいだまり)の大鳥居(おおとりい)元々、この大鳥居は木の鳥居でしたが、老朽化や安全性などを考慮し、「平成の大遷宮」で現在の鋼材で建替えられました。ちなみに出雲大社には「一の鳥居」から「四の鳥居」まであります境内には66羽の「因幡の素兎」がモチーフとなった御像があります。境内を散策しながら見つけるのもおもしろいかもしれません神門(しんもん)通り(どおり)一の鳥居から出雲大社正門までの約700mの表参道です。通りの左右には様々な飲食店やお土産さんなどがあり、たくさんの人で賑わっています(D・S)アクセス 印刷