本文へ移動
3次元で現場を見る!点群データで変わる測量の世界
2025-01-21
カテゴリ:事業内容
 測量というと、測量機器を使って2次元の図面を作るイメージが強いのではないでしょうか。しかし、近年では、より詳細で立体的な情報を取得できる「点群データ」が注目されています。
 点群データとは、3次元空間上の無数の点を集めたデータのことです。私たちの会社では、ドローンやレーザー測量機を使って、現場全体をスキャンし、まるで写真のような精度の点群データを取得しています。
 点群データは、単なる点の集合体ではありません。このデータを加工することで、様々な情報を引き出すことができます。
[主な点群データ]
1.オリジナルデータ:レーザセンサーやドローンで撮影した写真から観測・生成した、現場全体の細かな情報が詰まった生のデータです。
2.グラウンドデータ:オリジナルデータから地面部分だけを抽出したデータです。
 立木や障害物を除去することで、土地の形状を詳しく把握できます。
3.三角網データ:グラウンドデータに基づき、地表面を三角形の集合体で表現したデータです。
 3Dモデルを作成する際の基礎となります。
4.グリッドデータ:地表面を格子状に区切り、高さを割り当てたデータです。
 土量計算や等高線図の作成などに利用できます。
 点群データは、従来の測量データとは比べ物にならないほどの詳細な情報を提供します。これにより、より正確な設計や施工が可能になり、業務や事業の効率化と品質向上に繋がります。
 我社では、今後も点群データの活用を推進し、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。
TOPへ戻る