3次元レーザ計測による橋梁復元一般図作成
2024-11-21
橋梁の補修設計には、正確な構造を把握するための「復元一般図」の作成を行わなければなりません。従来は、作業員が現場で直接寸法を測り、図面を作成するという少し手間がかかる作業を行っていましたが、今回は、作業の効率化と高精度化を目指し、3次元レーザ計測を行いました。
3次元レーザ機器で橋梁全体をスキャンし、得られた点群データを基に高精度の3次元モデルを作成。このモデルから、従来の図面と同様の情報を抽出することで、より詳細かつ正確な復元一般図を作成することが可能となりました。
今回の取り組みは、当社にとって初めての試みであり、改善すべき点も数多く見つかりました。この経験を活かし、より高度な3次元計測技術を習得することで、さらなる業務効率化と品質向上を目指していきます。